技術向上教育プログラム 25.02.10

あにめのたね2025対面講座「アニメ企画・制作プロデューサーの視点」

アニメの企画・制作を担うプロデューサーは制作現場とビジネスの両面を調整しながら実務を行っており、
その視点は製作委員会とも制作現場とも異なった点があります。
今回の講座では、アニメ企画会社EGG FIRMの大澤信博プロデューサー、
アニメ制作会社J.C.STAFFに所属する松倉友二プロデューサーの2名に登壇をいただいて、
アニメの企画・制作プロデューサーの視点をお話しいただきます。
また、会場にてご参加いただいた方々からの質疑にもお答えいただきます。
本講座には、プロデューサーを目指していく制作スタッフだけでなく、
制作現場に携わるクリエイターの皆さんにも聞いていただき、
アニメビジネスに対しての視界を広げる一助としていただければと思います。

※本講座の配信はございません。リアル開催となりますのでご注意ください。

開催日時

2025年2月25日(火)18時~19時30分

講師

株式会社EGG FIRM代表取締役 大澤信博 氏
株式会社ジェー・シー・スタッフ 執行役員制作本部長 チーフプロデューサー 松倉友二 氏

司会

令和6年度アニメーション人材育成調査研究事業「あにめのたね2025」 育成委員会 副委員長 長谷川雅弘

会場

都内貸会議室(飯田橋付近を予定)

定員

40名(申込先着順)
※ご入力いただいたアドレスへメールにて申込結果をご連絡いたします。
「参加決定」のご連絡を受け取られた方は、メールに記載している詳細をご確認いただき、当日会場へとお越しください。

アニメ企画・制作プロデューサーの視点
②各工程・職種の基礎理解

対象 全制作工程従事者対象(アニメーション業界就業予定者を含む)
目的 各工程・職種の基礎理解
講座内容 アニメの企画・制作プロデューサーの視点からお話しいただく対面講座。
会場にてご参加いただいた方々からの質疑にもお答えいただきます。
申し込み日/開催日 申し込み:2025年2月5日〜(先着順・2週間程度を予定しています)/開催日:2025年2月25日(火)18時〜19時30分 お申し込み
講師名・司会名※敬称略

大澤信博株式会社EGG FIRM 代表取締役・プロデューサー

松倉友二株式会社ジェー・シー・スタッフ 執行役員制作本部長 チーフプロデューサー

長谷川雅弘 株式会社ヒューマンメディア 事業プロデューサー
専修大学ネットワーク情報学部 非常勤講師
令和5年度アニメーション人材育成調査研究事業 育成委員会 副委員長

プロフィール 大澤信博 株式会社EGG FIRM 代表取締役・プロデューサー
株式会社東北新社に入社後、最初の仕事が『機動警察パトレイバー』初期OVAで出資者側のアシスタント・プロデューサーを務める。1988年、代表の真木太郎に誘われて株式会社ジェンコに入社。『スーパードール★リカちゃん』でプロデューサーデビューを果たす。2015年に独立し、株式会社EGG FIRMを設立。アニメの企画立案から資金調達、制作工程管理、ビジネス展開まで数多くのプロデュースを手がける。
代表作:「無職転生」「ソードアート・オンライン」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」シリーズほか。

松倉友二 株式会社ジェー・シー・スタッフ 執行役員制作本部長 チーフプロデューサー
1992年にJ.C.STAFF入社。その後、異例といえる20代の若さでプロデューサーを任され数々のアニメに携わる。アニメ業界最年少プロデューサーだった。当時のJCスタッフはOVA、劇場作品を中心に制作していたが、初の本格的テレビシリーズ「少女革命ウテナ」の制作を期にテレビシリーズ制作に移行。以後、殆どのタイトルにプロデューサーとして参加。ジャンルを問わず様々なタイトルを制作。プロデュースタイトル数は200タイトルを超え、おそらく世界で一番多くのタイトルをプロデュースしている。ウィキペディア参照。
代表作に「少女革命ウテナ」「彼氏彼女の事情」「あずまんが大王」「灼眼のシャナ」「ゼロの使い魔」「とらドラ」「とあるシリーズ禁書目録&超電磁砲」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」等多数。1月からは「ハニーレモンソーダ」を放送中。

長谷川雅弘 株式会社ヒューマンメディア 事業プロデューサー
専修大学ネットワーク情報学部 非常勤講師
令和6年度アニメーション人材育成調査研究事業「あにめのたね2025」 育成委員会 副委員長
株式会社ヒューマンメディアでアニメを中心にコンテンツ産業の調査・分析を担当。毎年、日本動画協会「アニメ産業レポート」にてアニメ市場規模の調査・編集を行っている。経産省、文化庁といった行政によるアニメ関連の業務にも携わり、人材育成、デジタル制作環境整備、海賊版対策などを実施してきた。経団連による提言「Entertainment Contents ∞ 2023」で調査を担当し、翌年からは自社調査によるコンテンツ市場規模が内閣府知財事務局「新しいクールジャパン戦略」や内閣官房「新しい資本主義実現会議」に採用された。2022年からは専修大学ネットワーク情報学部で非常勤講師として「アニメーション」を教える。